はじめに
新人が担当する科目第2位のその他資産。
検討としては、難しくない手続であるが、監査人としての基礎が詰まっている科目。
監査イメージにぜひ。
監査ポイント
- 実在性に関し、詳細テスト、分析的実証手続のいずれが効果的かつ効率的にできるか判断の上検討が重要。
- 前渡金、前払金、前払費用は各科目の表示基準を財務諸表規則等に基づき経理規程等で定めていることが多いが、基準に基づき適切に計上されているか確認が必要。
実務上の悩み
- 各科目が表示基準通り適切なものとなっているかの確認が判断を要する場面が多く、また時間を要する。
- サンプルが全体母集団のサンプルとなるような抽出に時間を要する。
- 詳細テストに関し、請求書日付と役務提供日付の違いを理解の上検討することが重要。
参考検討調書
2.その他資産おわりに
その他資産の検討になりました。
IPOを目指す会社の初年度監査では、まずは各科目の表示基準ルール決めから行うことも多いです。
PDFで添付しておりますが、エクセルで作成していますので、欲しい方がいればコメントを。