プロフィール

経歴

大手監査法人に入所。
エンタテイメント業界や半導体メーカー、商社など日本を代表する国内企業や医療法人の監査に従事。また、内部統制構築支援業務、東日本大震災復興保証支援業務やIPO支援に従事し、複数社のIPOに関与。

ブログ作成の経緯

公認会計士として毎日会計の検討をしていました。
公認会計士は会計のプロとして、監査法人に勤務する公認会計士だけでも、推定年間300万件会計の検討をし、さらに監査法人勤めではない公認会計士、経理の方なども含めるとさらに件数は多くなると考えられます。

検討手段は、ネット検索、書籍、監査法人内で周りの公認会計士に聞くことが中心でした。いずれでも解決しないことが多く、会計監査六法を元に検討することがほとんどでとても鍛えられました。

ネット検索では専門家のQ＆Aを参考にしますが、医学が300万件、法律が127万件、税務が26万件に対し会計は1,000件しかなく、ほとんど参考になりませんでした。さらに医学には医学論文、法律・税務には判例があるけど、会計にはないです。

プログラミングにはソースコードがあります。ソースコードは問題解決の知識を形式化したものです。プログラミングの世界では、Git Hubというそれぞれのプログラマーが自身が持つソースコードを共有するWebサービスがあります。

ソースコードというのは、重要な財産です。それにも関わらず、ソースコードが共有されるのは、財産が過剰な社会では「たくさん財産を持つ人」よりも、「たくさん財産を他人にあげた人」のほうが地位が高い、だから人はソースコードを公開するのだ、という説が言われています。

会計は世界共通語と言われています。そんな世界共通語である会計も同じように、会計情報を自身のものだけにするのではなく、もっとオープンにコミュニケーションされるようになったらいいなと思い始めました。

まずは、現状の会計のQ＆A件数1,000件を目指しています。ただ自身の保有する知識の事例では1,000件には足りず、また、実務の本当の悩みの解決にはならないと思います。そのため、無料で会計相談を募集し、また、実務のポイントを募集しています。

将来的にGit Hubのように誰もがオープンに会計のコミュニケーションを取れる世界になることを目指しています。

そのためには、サイト構築や会計知識の網羅などハードルが高いため、少しでも協力して頂ける仲間を募集しています。